専修大学創立130周年と小説『蒼翼の獅子たち』

本日9月16日、専修大学は創立130周年を迎えました。
明治の初頭、全国各地から留学生としてアメリカに赴いた4人の若者(相馬永胤、田尻稲次郎、目賀田種太郎、
駒井重格)が、彼の地で出会い、友情と信念を育み、力を合わせて日本に専修大学の前身である専修学校を創設しました。


この史実を基に出来上がったのが小説『蒼翼の獅子たち』です。
志茂田景樹氏の手によって清冽な青春小説として現代に蘇ったこの本には、これまでペダルファーブックスが
手がけた本の中でも格別の想いがあります。

蒼翼の獅子たち

蒼翼の獅子たち


そして今日、この本が晴れがましくも日経新聞の紙面を飾りました。
専修大学の父母会組織である育友会が130周年を祝して出稿した広告の一隅に掲載されたのです。


明治13年9月16日、4人の奔走が実ってようやく開校式にこぎ着けた日から130年ーー。
長い長い年月にわたって創立者たちのバトンがつながれたことにあらためて感銘を覚えます。
そして、『蒼翼の獅子たち』を通じてこの4人の若者たちの冒険譚をもっと多くの人に知って貰いたい、
彼らの勇気を伝えたい、そうあらためて感じました。