授乳ショーを初めて見た。

今日は青山ブックセンター本店で、光畑由佳さんと今一生さんのトークショーがあったので行ってきました。
そもそも、たまたまこのイベントの開催を知った私は「突然行って今さんを驚かしちゃお!」と単に
それだけの理由で行ったのですが、逆に私のほうが驚いて帰ってくることになりました。

http://www.aoyamabc.co.jp/10/10_200907/2009717.html


光畑由佳さんは、「モーハウス」という授乳服を製造販売する会社の社長さんです。
彼女の会社は子どもを抱えるママを多く受け入れているそうで、皆さん何と子連れで出勤し、
会社で育児をしているそう。
トークショーの冒頭、「それでは授乳ショーを始めます」とのアナウンスに私は意味がわからず、
「授乳賞」って一体何の賞なんだろ?と思っていたところ、会場の後方から赤ちゃんを抱いたママさんが
3組登場!
ステージの椅子に座った彼女たちの胸にはそれぞれ赤ちゃんがひっついています。


つまり、「これが授乳ショー」で、モーハウスの授乳服は外で赤ちゃんにオッパイをあげても
全然平気ですよ、ということを立証していたわけ。
たしかに赤ちゃんがお母さんの胸で眠っているようにしか見えません。
一体どんな服の構造になっているのか本当に不思議です。
でも、それ以前に、そうか、赤ちゃんのいるお母さんは電車の中やバスの中でオッパイをあげなきゃ
いけない場面があるわけね。ほほー、そりゃたしかに恥ずかしいわ。
とまずそこから感心しているあまりに無知な私。


モーハウスの授乳服は公衆の面前でオッパイをあげなきゃいけなかったママさんたちの生活を一新。
家の中に閉じこもる生活から赤ちゃんと一緒に外に出る生活を可能にしているそうです。


ふむふむ、あまりに遠い世界のことなので、一つ一つが新鮮です。


たしかに赤ちゃんと一緒に安心して働けるようになったら多くの女性が心おきなく社会参加できる
のではないでしょうか。
なんてことを考えながら聞く内に、私の中で1つのアイデアがむくむくとわいてきました。
「子連れ出勤」があるなら「「老親連れ出勤」があってもいいじゃないか!


認知症の始まった我が父。一人暮らしで寂しくないか、困ってないか、いろいろ気に掛かる毎日です。
「そうだ、会社に連れて来ちゃえばいいんだ!」と思いつくも、考えれば考えるほど、やっぱり無理だなー。
そもそも赤ちゃんは話し相手にならなくていいけど父親はそういうわけにいかないし。。。
うーん。うーん。