新刊出ました！茂木健一郎・著『セレンディピティの時代』

明日発売です。
いやー、ほんとこの本は大変でした。
さかのぼること3年前、茂木さんに執筆を依頼したのがそもそもの始まり。
一度はお引き受けいただいたもののなかなか実現しなかったのですが、このたび、
その時とは別の企画でようやっと茂木さんの本づくりにかかわることができました。

本書は、茂木さんが講談社の雑誌「KING」に連載していたものをベースに文庫化したもの。
文庫化にあたっていくつか章を増やすことになったため、その部分は私が茂木さんにお話を伺って
原稿化することに。ところが、これが超難しい！書けない！

茂木さんは言わずと知れた名文家。その茂木さんの原稿の水準に届くものがどうしても書けない。
何度書き直しても、ご本人の原稿との落差が見え見え。
このまま原稿が書き上がらなければ本が出せない。やばいー・・・。

結局会社に2晩泊まり込み何とか締め切りに間に合わせたのですが、書き上げたあとも内心ドキドキ。
「果たして茂木さんからＯＫが出るだろうか」「全ボツだったりして・・・」
いやーな予感に襲われておりました。

ところが、ところが、ところが！！
以下、あんまり嬉しかったので本のあとがきを一部抜粋しちゃいます。

「米津さんの的確に要点をとらえる筆力に何度も助けられた」

ううう、はっきり言って嬉し泣きです (T_T)
この本が明日、書店に並びます。
絶対ヒットしますように！祈りながら寝るんです、今夜は。