ついに原稿が!

今年のお正月休みに閃いたアイデア
それは「自社発行書籍を世に問う」ということ。


ペダルファーブックスは出版プロデュース会社(編集制作機能含む)なので、さまざまな本づくりにかかわりますが、
自社で本を発行することはありません。
これまで携わった本はすべて既存の版元さんから出版されています。


でも出版界には奥の手があります。それは、既存の版元さんに本の販売を委託するという方法。
この方法なら販売ルートを持たないペダルファーブックスでも本を発行することができます。
つまり、「発行:ペダルファーブックス」「発売:○○出版社」というスタイルです。


そして、昨年末、この企画だけは自社で出したい!と思う企画に遭遇。
お正月に「よし、ウチで出そう」と決意したわけです。
自社発行書籍ですから、著者印税、編集制作費、印刷製本など費用はすべて自社負担。
コストや利益の見通しなど計画を立てれば立てるほど、結構危険なチャレンジだということがわかってきました。
実際、おつきあいしている税理士さんからは「バカなことやめなさい」と諫められました。
そもそも、著者がペダルファーブックスから出すことをOKしてくれるかどうかという問題もあります。
売れッ子の著者ですからいくらでも大きな版元さんから本を出すことができます。ウチから出す必要は全然ありません。


でも、どうしてもやりたい。思い切ってその著者に提案しました。
はっきり言って、条件提示もあんまりよくありません。
ところが・・・、
あっさり「いいよ」


そうして着々と取材は進み、ついに今日、原稿があがってきました。 
これから読むところです。


ペダルファーブックスの命運がかかった原稿の出来映えやいかに!? 
胸が高鳴ります。